VlookupMulti (VLOOKUP4) 関数

VLOOKUPMULTI() 説明

組み込みのVLOOKUP関数は、Excel (Calc)で最も強力な関数の一つです。しかし、それにはいくつかの欠点があります。それは1つの列の値しか比較しません。しかし、複数の列の値を同時に比較する必要がある場合はどうでしょうか？

変更されたVLOOKUPMULTI関数は、複数列の範囲で指定された値を検索します。

VLOOKUPMULTI関数の主な特徴

構文：

=VLOOKUPMULTI(LookupValue; LookupArray; ReturnArray)

パラメータ：

• LookupValue: 検索する値。
• LookupArray: 検索を実行する複数列の範囲。
• ReturnArray: 関連する値を返す列。

使用例

VLOOKUPMULTI() 関数は使いやすいです。検索範囲（複数列を含むことができます）と関連する値を返す列を指定するだけで、Excel (Calc)は自動的に必要な結果を見つけて返します：

=VLOOKUPMULTI(LookupValue; Lookup Array; Return Array)

次の結果が得られます：

この例では、以下の値が使用されています：

• LookupValue: A3 - 検索する値 ("US")。
• LookupArray: A12:C25 - 3つの列で構成される検索範囲 ({Lookup Array})。
• ReturnArray: D12:D25 - 値を返す範囲 ({Return Array})。

拡張機能をダウンロード

YLC Utilities 拡張機能をインストールすることで、VLOOKUPMULTI() 関数を利用できます。

その後、この関数はExcel (LibreOffice Calc)で開かれるすべてのファイルで利用可能になります。