TOP

SumByCellColor関数

SUMBYCELLCOLOR() 説明

多くの人がセルを色でマークしています。セルの色を使用すると、Excel (Calc)のブック内のデータを理解しやすくなります。

残念ながら、Excel (Calc) は、数式でセルの色を条件として使用するための組み込み関数を持っていません。特定の色を持つセルのみをカウントまたは合計する数式を作成することは、非常に煩雑になる可能性があります。これにより、変更を加える際にエラーが発生しやすい複雑な数式になることがよくあります。

SUMBYCELLCOLOR()関数 は、特定の塗りつぶし色を持つセル内の値を合計します。


関数の主な特徴 SUMBYCELLCOLOR

構文:

=SUMBYCELLCOLOR(RangeToSum; SampleCell)

パラメータ:

使用例

SUMBYCELLCOLOR()関数 は使い方が簡単です。目的のセルの範囲を選択し、必要な色を含むセルを指定するだけで、Excel (Calc) は自動的に同じ色のセルを合計します。

=SUMBYCELLCOLOR(RangeToSum; SampleCell)

次の結果が得られます。

関数の使用例 SUMBYCELLCOLOR()
関数の使用例 SUMBYCELLCOLOR()

この例では、以下の値が使用されています。

これらの状況のいずれかに当てはまりますか?

計算に関する注意

Excel (Calc) は、セル内の値が変更された場合のみ数式を再計算し、色が変わっても再計算しないため、シート上の一部の数式は常に更新されるとは限りません。この場合、F9またはCtrl+Alt+F9キーの組み合わせを使用して、YLC Utilitiesの数式を更新できます。

拡張機能をダウンロード

SUMBYCELLCOLOR()関数 を利用するには、SUMBYCELLCOLOR() 拡張機能 YLC Utilitiesをインストールしてください。

その後、この関数は、Excel (LibreOffice Calc)で開かれるすべてのファイルで利用可能になります。


この関数は、以下の拡張機能でも利用できます。 YLC FunctionsYLC Utilities

LO Calc の YLC Utilities メニュー

LO Calc の YLC Utilities メニュー

Excel の YLC Utilities メニュー

Excel の YLC Utilities メニュー